寝るときに特殊なコンタクトレンズを装着し、角膜の形状を変化させ裸眼視力を改善する最新の治療法です。
視力は一定時間維持され、日中は裸眼で過ごすことができます。
大人に比べて角膜が軟らかい若年層には特に効果的だと言われています。
手術を必要とする「レーシック」と違い、コンタクト装用を中止すると元の状態に戻る点も安心です。
オルソケラトロジー治療は、就寝時に特殊なレンズを装用することで角膜形状を変化させ、レンズをはずした後の裸眼視力を改善させる治療法です。変化した角膜形状は一定時間維持され、その間の裸眼視力は改善されます。
通常は光が角膜と水晶体の屈折力により、網膜上で焦点を結びますが、近視の状態の場合、網膜より手前で焦点を結ぶために像がぼやけて見えます。
オルソケラトロジーレンズを就寝時に装用することにより、特殊な内面カーブが角膜前面の形状を変化させ、扁平化することにより焦点が網膜上で結ばれ、像がはっきり見えます。
オルソケラトロジーレンズによって扁平化された角膜前面は、レンズを外しても一定時間形状が維持されるため、日中は裸眼視力が改善されます。
※サジタルデプス・・・コンタクトレンズのカップの深さ
レンズの寿命は2~3年です。2~3年ごとに角膜を計測することにより、最適なレンズを処方することができます。
子供の近視進行の抑制効果があるといわれています。
成長期は近視も進行しやすいといわれています。
オルソケラトロジー治療は、近視進行の抑制効果があると論文で発表されるようになってきました。
職業上メガネの使用が難しい方や、コンタクトレンズの不快感から解放されたい方におすすめです。
日中は裸眼で過ごせますので、自由に点眼もできます。
野球・サッカー等のスポーツや、水泳・サーフィン・スキューバダイビング等の水中のスポーツをされる方も、裸眼でおもいっきり楽しめます。
「手術なのでやはりこわい」「術後の感染症・合併症・後遺症などが不安」という方も、オルソケラトロジーなら、レンズの装用を中止すれば角膜は元の状態に戻るので安心です。
・眼科検査及びオルソケラトロジー治療が適応可能かを判断する検査です。
・コンタクトレンズを装用されている方はご相談ください。
・トライアルレンズを用いて1週間装用体験することができます。
・装用開始翌日に定期検査を行いますのでご来院ください。
トライアルレンズを返却いただき、新しいレンズを注文します。
・治療を開始する場合は必ず同意書にサインしていただく必要があります。(未成年者の場合は保護者の同意が必要です。)
・治療開始から以下の日程で来院が必要になります。翌日、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、以降3ヶ月毎。
・定期検査は治療後の安全性・有効性の確認に大変重要になります。お守りできない場合は途中で治療を中止させていただく場合がございます。
・眼の状態により定期検査以外にも来院が必要になることがございます。
・12ヶ月後以降の定期検査には3,300円(税込)が必要です。
お問い合わせ、ご相談など、詳細はさこう眼科までお問い合わせください。
表記金額は全て税込価格です
【両眼】 143,000円 | 【片眼】 88,000円 |
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※最初に適応検査で別途5,500円が必要です。 ※12ヶ月後までの定期検査代込み。 |
詳細は担当医・スタッフまでお気軽にお尋ねください。
処方交換 | 6ヶ月以内 ・・・片眼1回ずつ【無料】 | 6ヶ月以内 片眼1回ずつ【無料】 |
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破損補償 | 12ヶ月以内 ・・・片眼1回ずつ【無料】 | 12ヶ月以内 片眼1回ずつ【無料】 |
紛失時 |
補償期間外となります。 片眼レンズ(管理費込み)・・・【38,500円】 片眼レンズ(管理費込み) |
装用開始後1ヶ月以内【両眼:71,500円】【片眼:44,000円】を返金いたします。
(レンズは返却いただきます)レンズ紛失や破損がある場合は返金できません。
保証金【30,000円】をお支払いいただきます。
装用体験後、トライアルレンズをご返却時に保証金を返金いたします。
(トライアルレンズに破損、紛失がある場合、保証金の返金は致しかねますので十分ご留意ください。)
本治療に入る場合は、上記の初年度費用を装用体験後にお支払いください。
特注トライアルレンズをご希望の方は、【両眼:11,000円】【片眼:5,500円】が別途必要となります。
特注トライアルレンズの費用は返金致しませんのでご了承ください。
※ オルソケラトロジー治療は自由診療ですので、保険適用外、全額自己負担となります。
※ オルソケラトロジー治療は、眼鏡やコンタクトレンズのように視力矯正ではなく治療です。
従って医療費控除の申請が可能です。(領収書が必要になります)
※ その他目薬、ケア用品、定期検査以外の受診については別途費用が必要になります。
強度の近視や遠視、乱視、眼疾患のある方、コンタクトレンズの取り扱いができない方。
不規則な生活を送っている方(6時間以上睡眠のとれない方)。
妊婦、授乳中の方や妊娠の計画のある方。
職業として常時適切な視力が必要な方等。